“コンクリート”に再利用…アイシンが二酸化炭素を固定化する特許技術を公開 2030年頃までの実用化目指す
大手自動車部品メーカーのアイシンが21日、二酸化炭素を固定する特許技術を報道陣に公開しました。
排気ガスなどから出る二酸化炭素を取り出し、アミノ酸水溶液に反応させると、水が白く濁り始めます。その後、ろ過すると、二酸化炭素を閉じ込めた炭酸カルシウムの粉末になり、これを原料に大成建設がコンクリートに再利用します。
形のない二酸化炭素を形にして有効活用する新たな仕組みで、2030年ごろまでの実用化を目指しています。
アイシン第1CN生技開発室の栗田信明室長:
「(現在)アイシングループの中でも炭酸カルシウムを購入して、練り混ぜて化成品として使っている。そういうところにも置き換えて環境にやさしい製品を提供できるように持っていきたい」
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